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金正日総書記逝去:胡錦濤主席が朝鮮大使館を訪れ弔問
2011年 12月 21日10:46 / 提供:人民網日本語版

 胡錦濤国家主席(中共中央総書記、中央軍事委員会主席)は20日午前、金正日朝鮮労働党総書記(国防委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官)の逝去を受けて北京の朝鮮大使館を訪れ、深い弔意を伝えた。呉邦国全人代常務委員長(中共中央政治局常務委員)、李長春中共中央政治局常務委員、習近平国家副主席(中共中央政治局常務委員)も同行した。

 胡主席ら中国の指導者は午前10時頃、朝鮮大使館内に設けられた弔問用の広間に到着。広間内には金正日同志の遺影が掲げられ、胡主席、江沢民前国家主席、呉委員長、李常務委員、習副主席らの贈った花輪も置かれていた。

 胡主席らは遺影の前で黙祷し、3回頭を下げた。

 胡主席は「中国の党、政府、人民は金正日同志が不幸にも逝去されたことに深い悲痛を覚えている。金正日同志は朝鮮の党と国家の偉大な指導者であり、中国人民の親密な友人だ。朝鮮の革命と建設の事業に生涯力を捧げ、中朝の伝統的友好協力関係の発展に重要な貢献を果たされた。中国人民は永遠に金正日同志を偲ぶ。朝鮮人民は必ずや金正日同志の意志を受け継ぎ、朝鮮労働党の周りに緊密に団結し、金正恩同志の指導の下、悲痛を力に変え、社会主義強盛国家の建設と朝鮮半島の長期的平和のためにたゆまず努力すると信じている」と表明。

 さらに「中国の党と政府にとって、中朝の伝統的友好協力関係の強化・発展は確固不動たる方針だ。朝鮮の同志と手を携えて努力し、中朝の伝統的友好協力関係をしっかりと打ち固め、建設し、発展させたい」と強調した。

 朝鮮の朴明浩臨時代理大使は胡主席ら中国指導者の弔問に深く感謝。「金正日同志は朝中の友情の発展に多大な努力と貢献を果たされた。金同志の突然の逝去は朝鮮の党と革命にとって最大の損失であり、朝鮮人民全体、民族全体にとって最大の悲痛だ。金正恩同志の指導の下、われわれは悲痛と力と勇気に変え、現在の難局を克服し、朝鮮の社会主義事業の推進に努力奮闘していく。中国側と共に朝中の友情を一層強化し、伝統的友好協力関係を発展させていきたい」と述べた。