Home > 特集 >  >  中日友好のつながりとして、長崎〜上海航路の初便が上海に到着
中日友好のつながりとして、長崎〜上海航路の初便が上海に到着
2011年 11月 5日9:25 / 提供:

 今年は辛亥革命百周年であり、長崎県と上海市が姉妹都市を締結して15周年でもある。この歴史的な年に当たって注目されている「長崎〜上海」航路が3日再開した。同航路で採用されるクルーザー・「Ocean Rose」は同日午前10時に長崎を出港して、4日午後1時に上海港に到着した。到着した後、上海港国際客運センターで、盛大な入港式を行った。式には、長崎県の中村法道知事、ハウステンボス株式会社の沢田秀雄社長、上海国際港務(集団)の張加力副総裁らが出席した。

 中村知事は、長崎〜上海航路は、中日友好交流のシンボルになって、中日間は「新しいアジアの道」を創造すると語った。

中

挨拶する長崎県の中村法道知事

 沢田社長は、「今回、長崎〜上海航路が就航したので、非常にうれしい。それによって、日中友好、経済の発展に役立つ船になることを目指している。歴史的な一歩として、これから、1隻から2隻、3隻、中国各地、日本各地、アジアに拡大するという構想だ」と挨拶した。

?

挨拶するハウステンボス株式会社の沢田秀雄社長

 張副総裁は、「長崎〜上海航路は日本への観光に新しいルートを提供する。二つの都市は、クルーズ経済を通じて交流、協力と発展を促進する」と述べた。

?

挨拶する上海国際港務(集団)の張加力副総裁

 同船は5日午前10時、上海港国際客運センターから日本の長崎に向かう。観光業関係者、日中友好関係者と上海市老年大学の熱心な市民を船に招待する。また、同船の中で、秋祭りが開かれる。来年1月下旬から、週1〜2便の不定期便、3月以降は週に3便ほどの定期便を開設する予定だ。片道のチケット価格は7800円(624元人民元、燃料費を含まず)で、ローコストのクルーズと言える。

(曹 俊 写真も)

RC

関連記事