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オーシャンローズが3日に就航 中日交流の新しい時代を切り開く
2012年 3月 3日12:02 / 提供:

  3日に上海と日本の長崎を結ぶ海上航路であるオーシャンローズクルーズが就航する。就航を記念するために、上海港国際客運センターで2日、オーシャンローズ就航のセレモニーが開催された。ハウステンボスクルーズ会長の澤田秀雄氏、同社長の小野秀一氏、上海市観光局副局長の楊勁松氏、上海国際港務(集団)総裁代理の王海建氏や中日関係者が式に出席した。

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上海国際港務(集団)の総裁代理王海建氏

  席上、王氏は「オーシャンローズは上海を経由する4隻目の国際クルーズだ。中日両国、上海と長崎の間の友好の懸け橋として、より幅広い交流、アジアクルーズ産業の飛躍を楽しみにしている」と述べた。

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株式会社ハウステンボスクルーズ代表取締役会長の澤田秀雄氏

  澤田氏は「オーシャンローズは第1便をもって定期的に航路が結ばれる。観光に大きなプラスだ。クルーズによって、おいしい日本料理、ショッピング、エンターテインメントを楽しむことができる」と挨拶した。

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株式会社ハウステンボスクルーズ代表取締役社長小野秀一氏

  小野氏によると、オーシャンローズは「気軽に、安く、楽しく」をポリシーにする。3日に就航するが、3月、4月、5月にテスト運航するが、6月に市場のニーズによって、内装を改築する。7月に再開・運航する計画だ。3月は週1便で、4、5月は週に2便に増える予定だ。初便には約270人が搭乗するが、そのうち、100人前後が中国人だ。7月の再運航では定員が800〜1000人程度になる。船にはバー、レストラン、アミューズメント、免税店、美容サロン、スカイホールなどが設けられる。初便では、フロントで銀聯カードが使用可能だ。これから、免税店なども使用可能になる。両替について、現在、船に搭乗する前に、先に両替する方が良い。キャッシュで払う場合、日本円だけ使える。

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シート席

 関係者によると、オーシャンローズクルーズでは、2人室、家族室、スイートなどがある。食事の価格について、観光客のニーズによって、168〜838元(2100〜10500円に相当)に分けられる。荷物について、最高100キロを持ち込むことができる。片道最低が7800円(666元人民元、燃料チャージ費を含まず)だ。

シ

 ショップ

電

電器店

 日本側の代理旅行社HIS上海の責任者によると、各旅行社は長崎をスタートし、北九州を回るクラシックな観光コースを打ち出した。たとえば、春秋国旅が出した3日の初便のスペシャルキャーペンで、5泊6日で、船のチケットを含めた最低価格は2990元(37375円に相当、燃料チャージ費を含まず)だ。また、ネット販売も行っている。関係情報はhttp://www.htbcruise.comにクリックを。 

一

一人室 

二

二人室

(曹 俊 写真も)

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