上海で27日に起きた地下鉄の追突事故について、上海地下鉄事故調査チームは28日夜、追突事故が起きた地下鉄10号線の安全性が確認されたとして、配置する職員の数を増やすなどの対策を取り、28日夜8時（日本時間同9時）に10号線全線で運転を再開した。　　

　事故について、運営会社は、設備の電気が失われて信号が途切れたことに加えて作業員の人的なミスを指摘しており、地下鉄10号線は、来月からの無人運転を目指して信号設備を更新中だったという。

　この事故は、27日、上海の中心部を走る地下鉄で、うしろから来た列車が前の列車に追突し、284人がけがをした。

（編集：章坤良　写真：東方ネット）