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上海地下鉄追突事故、病院で診察を受けたのは284人
2011年 9月 28日18:09 / 提供:

 上海市衛生局は28日昼、「地下鉄追突事故で、28日午前9時までに、合わせて284人が病院で診察を受け、そのうち、189人が退院、入院または病院で経過観察しているけが人は95人になった」と明らかにした。  

 診察を受けた人の中で、最高齢者は85歳、最も年齢の低い人は6ヶ月だった。今のところ、受診者の状態はほぼ安定し、重篤者と死亡者は出ていない。 

 上海地下鉄10号線は27日午後2時10分、信号設備の故障により、交通大学駅・南京東路駅間の上下線で信号などのシステム操作を手動に切り替えていた。それから約40分後の2時51分、豫園・老西門駅間で5号列車が16号列車に追突する事故が発生。公安・消防・安監(安全監督)・交通・衛生等の部門は迅速に対応策を講じ、全力で負傷者の救助に当たり、二次災害の発生を防いだ。  

 事故発生後、上海市委員会の兪正声書記(トップ)、上海市の韓正市長らが迅速に事故現場および負傷者の搬送された病院に駆けつけ、状況を把握すると同時に負傷者を見舞い、指示を出した。 

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受診者の状態はほぼ安定 

 上海市はすでに、市の安全生産監督管理局を筆頭に、市の城郷建設交通委員会、交通港口局等の部門、独立した第三者機関などが参加する調査チームを結成、さらにその下部組織として専門家チーム・総合チーム・技術チーム・管理チームを組織した。また、上海市交通港口局が中心になり、申通地鉄集団等の企業と共同で、事故の善後処理に当たる。

(編集:章坤良 写真:東方ネット) 

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