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専門家:最初は首筋を保護すべき
2011年 9月 28日16:23 / 提供:東方ネット

 27日午後2時51分、上海地下鉄10号線・老西門駅で電車の追突事故が発生し、260人以上の負傷者が病院に運ばれた。このような事件に遭った場合、どうすれば、自らを救えるのか?どうすれば、助け合えるのか?  

 専門家は、電車追突で発生した傷害は自分自身の激突あるいは慣性で首筋、胸・腹部分や四肢部分の傷害が起きる。そして、内臓の衝撃による損傷、また鈍器や鋭利な物が刺さることがあり、この場合は、以下のような自己保護措置が必要だ。  

 まずはドアや窓から離れて、腹ばいになり、頭を下げて、首筋が傷つかないように顎を胸まで近づけ、しっかりした物を掴みあるいは身を寄せる。電車が止まったら、周辺の環境を良く見て、そして、自ら逃げる。電車事故の場合、もし出口が塞がると、安全ハンマー、ハイヒールなどの鋭い物で、ガラスの角を叩き、隙間があったら足で蹴って開ける。もし、電流が付いている場合は、スタッフが電源を切断したと通知した後に、下車する。  

 事故中、もしけが人がいると、一般的には緊張しやすい。まずは冷静を保ち、関係救急のスタッフが来るまでに、相手に意図を話し、安心して救急を待たせる。もし、けが人が流血していた場合、まずは血止めをすべきで、もし、骨折した場合は、移動しないほうがいい。もし、重傷者が意識不明になった場合、専門の救急スタッフによって心肺回復を図った方がいい。

(編集:兪静斐)

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