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楊外相「中国は強大になっても決して他国をいじめない」
2011年 8月 5日15:57 / 提供:「人民網日本語版」

 楊潔チ外交部長(外相)は3日、アルバニア紙の書面インタビューで「中国は終始変わらずに平和発展路線を歩み、終始変わらずに互恵・ウィンウィンの開放戦略を遂行し、相互尊重と対等な対応を基礎に、これまでと全く同様に他の国々と互恵協力を行い、共に発展を図る」と表明した。  

 楊部長は「確かにここ何年かで中国は大きく発展したが、依然として発展途上国であり、人口が多く、土台が弱いという基本的国情に変りはない。中国が長期にわたり抱え、全てに優先する課題は安定と発展を求め、13億中国人民がより幸せで平穏な生活を送れるようにすることだ。このため中国は現在と今後相当長期間にわたって、中心的な力を発展に注ぎ、平和的発展、調和ある発展を追求する。歴史上、中国は帝国主義にさんざん虐げられてきた。中国人民は覇権を深く憎んでいる。『己の欲せざる所、人に施す勿かれ』。これは中国伝統の道徳理念だ。中国はたとえ強大になっても、決して他国をいじめない。世界の多極化と経済のグローバル化の深い進行、そしてグローバルな問題の先鋭化に伴い、世界各国はより緊密な利益共同体へとなりつつある。単独で対処できる国は1つとしてなく、過去のどの時期にも増して国際社会の協力強化が求められている。いかなる国も国際協力に加わらなければ、自国の発展を保障し、実現することはできない」と述べた。 

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