中国国家安全生産監督管理総局党組織メンバーで報道官を務める黄毅・総エンジニアは4日午前、人民網「強国フォーラム」にゲストとして招かれ、ネットユーザとオンライン交流を行った。黄氏は「国務院事故調査グループは、『事実に基づき真実を求める』『法律に依り規則に従う』『現実的な効果を重視する』の原則にもとづき、温州高速列車追突事故の原因、性質、責任所在について、緊張感を持った秩序ある調査を進めている。同グループは、一日も早く今回の重大事故の性質と原因を特定し、真心と責任感をもって状況報告を社会に行うつもりだ」と明らかにした。人民網が報じた。 　

　ペンネーム「筆墨染丹青」さんが、「今回の高速列車事故の原因をどのようにとらえているか。単なる『自然災害』ではないのではなく、安全生産面での手落ちによるところが大きいのではないか」とオンラインフォーラムで質問した。 　

　黄氏はこれに対し、「国務院事故調査グループは、『事実に基づき真実を求める』『法律に依り規則に従う』『現実的な効果を重視する』の原則にもとづき、温州高速列車追突事故の原因、性質、責任所在について、緊張感を持った秩序ある調査を進めている。我々は、調査結果を一日も早く社会に公表するつもりだ。現時点で言えることは、これは決して自然災害ではなく、極めて重大な鉄道事故であるという点だ。鉄道側も、事故で明るみになった安全管理上の欠陥や問題について認めている。事故調査グループはこれについても、真剣に調査に取り組み、事故の性質や原因を含む状況報告を真心と責任感をもって社会に行うつもりだ」と答えた。