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上海金山衛抗戦遺跡記念園が9月、開放
2015年8月 5日10:55 乛 提供:東方ネット

  紫砂の彫刻『歴史を物語る』は主体がアラビア数字「1937」「11」からなり、中国を侵略した旧日本軍が1937年11月、上海金山衛に上陸したことを示す。

  金山衛抗戦遺跡の拡張工事は現在、8割を完成し、8月20日に全面に竣工する計画で、9月3日に一般向けだ。

  この遺跡は2005年、2007年、2回の拡張が行われ、昨年から再び総合改築が始まった。新規展示面積が500数平方メートルの「金山衛抗戦史料館」は大量の史料、実物を通じて、中国軍民、特に金山地区の軍民が日本侵略者を粘り強く抵抗していたという事実を示し、史料館が昨年12月13日に一般向けだ。

  改築された記念館は総面積が2万数平方メートルに達する。工事の投資額が5400数万元で、そのうち、1000数万元が社会各界から寄贈されたものだ。改築後、見学者数が月に2万人に近い見込みだ。

  金山衛は杭州湾北岸に位置し、昔から外敵侵入を抵抗する軍事要地だ。「8·13」淞滬会戦のとき、金山衛は中国軍の重要な陣地だった。1937年11月5日、旧日本軍はそこで、奇襲して上陸した。金山衛沿海の軍隊の300数人は抵抗した結果、28人が生きて、残りが壮烈に犠牲した。旧日本軍は上陸した後、焼き殺して、金山県で殺害された人数が2933人に達し、焼かれた民家2 . 6万軒だった。

(編集:曹 俊)

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