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中国·上海市 国家戦略に合わせ、グローバル科学技術革新センターを建設
2015-05-26 15:24
来源:新華夏

  25日に開かれた中共上海市第10期委員会第8回全体会議で審議の上、「グローバル影響力を持つ科学技術革新センターの建設推進に関する意見」を可決した。1年間にわたって作成された「意見」は調査、特集研究、方案制定の3つの段階を経て、主に「誰が革新するか」、「動力はどこにあるか」、「成果を如何にして応用するか」という3つの基本的な問題の解決を目指す。

 「意見」によると、2020年までに科学技術革新センターの基本的な枠組みを形成する。2030年までに科学技術革新センターの中心都市としての中核的な機能を備え、時代の特徴、中国の特徴と上海の特徴に合わせる革新型発展モデルを模索する。

 同時に上海市の関係部門は「意見」に関する実施意見及び幾つかの具体的な行動方案を研究し、任務に関する措置及び規則を細分化し、「意見」の効果発揮を確保するのが狙いだ。

 国際的な影響力を持つ科学技術革新センターの建設を推進するため、上海市は科学技術革新センターの建設推進に関する指導グループを成立させ、進んで国家の関係部門との協力を推進し、タイムリーに実施における問題を解決する。

 上海市社会科学院の陳建勛研究員によると、上海市社会科学院は「5つの一」というハイテク型産業を重点的に育成する方案を提出した。具体的には「一台車」(自動運転車と新エネルギー車)、「一件衣」(ウェアラブル、移動型介護とヘルスケア用スマート服)、「一棟楼」(組立て型とインテリジェントビルディング)、「一張網」(スマートシティネットワーク、モノのインターネット、グリーンエネルギー車両間通信ネットワーク)、「一個人」(産業用ロボット、介護ロボットなど)、「一顆芯」(スマートチップ)などの実証性、予見性、指導性、応用性及び現実性を持つプロジェクトだ。

 

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