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<全人代>一部行政審査·許可の取消と調整を公表
2015年 3月 13日14:16 乛 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国の李克強首相はこのほど、国務院が公表した「一部行政審査·許可事項の取消と調整に関する決定」に調印した。それによると、90項目に及ぶ行政審査·許可事項の取消、または権限の下部組織への移譲のほか、67項目の職業資格認定事項、10項目の評価基準達成の表彰項目が取り消された。さらに、21項目の商工業における登録前の審査·許可事項が登録後に見直され、34項目の登録前の審査·許可事項が保留されたということだ。

 今回の行政審査·許可事項の取消と調整には3つの特徴がみられる。一つは、投資やイノベーション、創業、企業の生産経営、雇用創出などの審査·許可事項に集中し、計68項目にのぼり、全体の63%を占めている点。2つ目に、取消事項の割合が大きく、計87項目にのぼり、全体の81%を占めている点。3つ目は、取り消された非行政審査·許可事項の数も多く、行政審査·許可のグレーゾーンの削減に取り組まれた点だ。


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