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中国の経済外交における新常態の三:経済外交は世界の復興を助力
2014年12月 26日15:47 乛 提供:新華網日本語

 【新華社北京12月26日】中国の経済外交に日増しに表れている「新常態」は、まさに現在の中国経済の新常態のもとでの一種の延伸であり、世界経済の新情勢と一致し、世界各国の新しいニーズ、新しい訴求と釣り合う。「新常態」は、世界経済の復興を促進するために、極めて重要な役割を発揮している。

  第一に、中国の経済外交における新常態は、新しい挑戦を攻略するために役立つ。世界経済は現在、復興への力が乏しく、主要経済体の進む勢いが分化している。このため、「新常態」に適応するためには、「新しい凡庸」への対応が世界の多数の国の経済業務における最重要課題となり、優位性の相互補完することによって、産業の深層からの協力を推進し、共同の発展を実現しなければならない。

  次に、中国の経済外交における新常態は、協力の新構想を開拓するためにプラスとなる。「相互接続、開放型世界経済の建設」において、中国は世界各国と共同で実務協力の分け前をさらに拡大することに期待する。

  この一年余りに、中国の指導者が提唱した「一帯一路」戦略構想は、理念設計、全体の枠組みから戦略計画の完成まで、実務協力段階に入った。これと同時に、今年に入って中国の経済戦略配置において繰り返し強調してきた地域経済の一体化についても「境界と空間のある市場」から「地理的空間を克服した統合された市場」へと次第に転換しつつある。

  また、中国の経済外交の新常態は発展の新モデルの構築に役立つ。今年に入ってから、中国政府は改革の全面的深化の程度を拡大しており、特に経済構造調整の方面で重要な歩みを踏み出し、サービス業の占める割合が引き続き上昇し、消費の経済への貢献は経済全体の半分に達し、装備製造、ハイテク産業は急速に発展して、いくつかの新産業、新製品、新業態、新モデルが絶えず生まれつつあり、経済全体に積極的な変化が起きているところだ。中国は最大の成長エンジンとして、引き続き世界に向けて改革のボーナスを送り出している。


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