2014年11月 7日9:25 乛 提供：中国国際放送局日本語放送

　APECのアラン·ボラード事務局長は6日、北京での記者会見で、「中国など発展途上のAPECメンバーは経済方式を転換させている。これによって、中等収入の落とし穴から脱出し、持続的な発展の実現に大きな意義がある」と指摘しました。

　アラン·ボラード事務局長は、また「中国は経済構造を調整し、経済様式を転換させ、より高い収入レベルの実現を目指している。これはイノベーション技術や資本の配置などがよりサービス業に依存し、安い労働力や労働集約型の産業にしか依存していないことを意味している」とし、「APECの多くの参加国や地域がこれに似たような問題に直面している。これはAPECのメンバーがいかに世界の価値チェーンを利用し、中小企業に利益をもたらし、経済一体化のプロセスから利益を得ることに関わっている」と述べました。