常州市統計局が１日明らかにしたところによると、今年前３四半期、揚子江デルタ地域の１６都市のＧＤＰ総額は２．８万億元で、全国的な経済総量の約２０％を占め、消費財小売総額は９０５５億元で、１万億元の大台に接近し、江蘇省の住民収入の増加速度は浙江省より明らかに速かったという。

　江蘇省の８都市のＧＤＰ総額は１２５６５億元（４４．５％）、浙江省の７都市のＧＤＰ総額は８２８６億元（２９．４）、上海市のＧＤＰ総額は７３５９億元（２６．１％）となった。１６都市の経済発展の速度から見ると、全体的に全国的な平均レベルを上回り、そのうち、舟山は１８．２％のＧＤＰ成長で、揚子江デルタ地域１６都市の１位となった。

前３四半期、揚子江デルタ地域の消費財小売総額は９０５５億元で、１万億元の大台に接近した。１６都市の住民収入データで簡単に平均して計算すると、前３四半期、揚子江デルタ地域の都市住民の１人当たりの可処分収入は１３１３７元で、前年同期より１２．６％アップした。そのうち、上海市の都市住民１人当たりの可処分収入は１５６４１元、浙江省の７都市は１４３３８元、江蘇省の８都市は１１７７４元となった。

　住民の収入増加から見ると、江蘇省の発展は浙江省を明らかに速かった。江蘇省８都市の１人当たりの可処分収入の平均増加率は１３．８％で、浙江省７都市は１１．９％となった。江蘇省の南京と鎮江は１６％の増加速度で揚子江デルタ地域の１６都市で上位２位になった。

（編集：高冠毅）