杭州―千島湖の高速道路は２４日全線竣工し、２８日に正式に開通することになった。杭州市交通局の王水法局長は、自動車で上海から千島湖までの走行時間は３時間まで短縮されることになったと語った。

　杭州―千島湖高速道路の全長は１９２キロメートルである。２４日竣工した１２８キロメートルの区間は、杭州環城道路の西側の袁浦を起点とし、富陽、桐廬、建徳を経て、淳安の千島湖坪山工業地区を終点とする。杭州―千島湖高速道路は、双方向６車線となり、銭塘江、富春江、新安江、西湖と千島湖を貫いており、そのうちの１３．５８キロメートルは千島湖観光地区に作られ、名実ともに備わった景観大通りである。

　杭州―千島湖高速道路が開通してから、根本的に浙江省区域経済の「東強西弱」の局面を変え、相対的に発達していない浙江省西部地区のためにより多くのチャンスをもたらすことになる。

マイカーで上海から千島湖へ観光に行く場合、扈杭高速道路から杭州北線を経由して杭州環城道路に入ってから、袁浦から杭州―千島湖高速道路に入って千島湖に直行することができ、全行程は約３００キロメートルとなるという。

（編集：高冠毅）