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揚子江デルタ地域16都市 港の一体化プロセスを加速
2006年 9月 25日17:13 / 提供:

 25日、揚子江デルタ地域16都市の港管理局局長らが南通市に集まり、揚子江デルタ地域港管理部門協力連合会議の設立に関する文書に正式に調印した。揚子江デルタ地域港の一体化プロセスが新しい進展を収めたことを意味している。

 揚子江デルタ地域に、計八つの主要な沿海港、26の内陸河川規模以上の港があり、中国における港湾密度が最大の地区の一つである。揚子江デルタ地域の経済成長の勢いが強く、GDPは全国の4分の1以上を占め、対外貿易輸出入総額の成長率は15%に達し、港の取扱量の比重も大幅に上昇し、中国の港の取扱量全体の42%を占め、国際的な水上運輸界でも重要な地位にあるという。

 上海の洋山港が開港して以降、上海の国際的な水上運輸センターの位地は、日増しに浮上して来て、東北アジアと東南アジアの水上運輸の構造に巨大な影響力を持ってきた。しかし。経済センターの所在地である揚子江デルタ地域は、それぞれ上海、浙江と江蘇の三つの違う行政区域に属し、港の間の協調と機能の最適化・結合は、非常に重要である。

 25日に調印された揚子江デルタ地域港管理部門協力連合会議という制度は、区域的港湾の総合的競争力を強化し、発展環境を最適化させ、協力レベルを高め、共に利益を上げ、協調的に区域内の港の調和の取れた発展を進めることを目的としている。同会議の事務機関は上海に設けられ、年に1回連合会議を開くことになっているという。

(編集:高冠毅)