「内史第」
2013年 4月 19日16:46 ／ 提供：
「内史第」は２０１３年４月１６日から無料で開放される。
「内史第」は元の名前が瀋家大院で、清代内閣中書の瀋樹鏞氏の祖先が築いたものだ。清代咸豊九年（１８５９年）、瀋樹鏞が科挙試験に合格して、北京に就職した。２年後、瀋樹鏞氏が「内閣中書」に昇進したが、就職する前に、瀋家大院を修繕して、「内史第」と名づけた。上海浦東川沙新川路、南市街の交差点にあり、面積が１５００平方メートルである。
「内史第」の南西側、街沿いにあるのは宋氏家族の住宅で、川沙鎮蘭フン堂７４弄１～８号だ。「宋氏三姉妹」の父・宋嘉樹氏は１８９０年に上海近郊にある川沙の宣教師になった。その時、宋嘉樹氏と妻が「内史第」の街沿いに住んでいた。そこで、１８９３年１月２７日に宋慶齢女史、１８９４年１２月４日に宋子文氏、１８９７年３月５日に宋美齢女史が生まれた。そこで、宋慶齢女史は１１年間、宋子文氏は１０数年間、宋美齢女史は７年間生活していた。
「内史第」で生まれた人には黄炎培氏もいる。胡適氏らもそこで生活していた。それは典型的な江南宦官屋敷だけでなく、国内で有名人が集中する住宅でもある。２００３年６月２５日、上海浦東新区区クラス文物保護機構になった。
開放時間：午前９時から午後４時
住所：新川路２１８号
個人見学者は現場でチケットを受け取り、１日５０人限定だ。
団体見学者は繰り上げて予約し、１日に１０回となる。