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2017年、上海の三公経費は8%減、6.88億元に

2017年 1月 16日16:38 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 このほど上海市財政局が発表した『上海市2016年予算執行状況と2017年予算草案の報告』によると、上海は今年、「三公(出国経費、公用車購入と諸経費、公務接待費用)」経費予算をより厳しく執行することがわかった。

 報告によると、2017年の市級行政機構、事業機構及びその他機構の「三公」予算は計6.88億元で、2016年より8%減となる。内訳は国外出張経費が1.75億元、公用車購入と諸経費が3.83億元(公用車購入費1.33億元、諸経費2.5億元)、公務接待費用1.3億元となっている。

 同報告によると、2016年の上海の一般公共予算収入は6406.1億元で、2015年より16.1%増。一般公共予算支出は6918.9億元で、11.7%増だった。上海市級の一般公共予算収入は3125.4億元で、11.4%増。市級の一般公共予算支出が2380.2億元で、2%増だった。

 2017年に関しては、一般公共予算収入は6508億元で、2016年より7%増、全市の一般公共予算支出は7370億元で、6.5%増となっている。市級の一般公共予算収入は3148億元で7%増。市級の一般公共予算支出は2310億元で、2.9%減となっている。

 報告では、当局は2017年に財政法制化、規範化建設を推し進めて、科学的で綿密な予算支出管理を行うこと、財政の現有資金管理の常態化、長期的な監督管理を実現させることで、一体化、集中化を主要とする財政情報化の建設を構築すること、そして予算公開の制度化とシステム化を加速させることも述べられている。

(編集:兪静斐)