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オリンピックは遮ることのできない文化記号

2016年 8月 19日17:36 提供:新華網日本語

新華網北京8月19日(記者/王子江、汪涌)オリンピックの初期はギリシャの概念に過ぎなかったが、その後にクーベルタンによって、オリンピックは欧州文化を主流とする聖典になった。オリンピック競技の発展に伴い、さまざまな文化が融合し、オリンピックは欧州を離れ、まず北米とオーストラリアで開催された。それに続き、ますます多くの人がオリンピックを西洋文明の発揚に限定すべきではないと意識するようになった。オリンピックは1964年に日本で開催され、1988年に韓国で開催され、ついに2008年に東洋文明の古国、中国で開催された。アテネから北京まで、2つの歴史ある文明がオリンピックの舞台を通じて、最も緊密に握手した。

ブラジル文化は欧州にルーツがあるが、数百年の歳月の発展を経て、独自の特徴を作り上げてきた。リオ五輪の開会式は、スーパーモデルのジゼル・ブンチェンのウォーキング披露にしても、情熱的なサンバの踊りにしても、心に響くボサノバの曲にしても、ブラジルの悠久の歴史と多元的な文化を表現し尽くしている。オリンピックは初めて南米大陸に渡った。ブラジルの人々の活力、リズム、表情、微笑、さらにその精神はまるで一枚一枚の新しい色鮮やかなタイルのようであり、オリンピックという巨大な「セラロンの階段」に貼付されてオリンピックはより一層、魅力に溢れている。

(新華社より)