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上海自由貿易試験区の経験を押し広め続ける

2015年 3月 10日18:22 提供:新華夏

 【中証網】 中国商務部の報道官、政策研究室の瀋丹陽主任は9日、「上海自由貿易試験区の一部の政策·措置及び開放措置の大部分は新たな自由貿易試験区3ヵ所に活用され続ける。具体的に言えば、広東省の自由貿易試験区は広東省と中国·香港、マカオとの協力の強化を重点に、広東省と中国·香港、マカオとのサービス貿易自由化を推進し、加工貿易の構造転換を促進し、汎珠江デルタ地域と内陸部の産業構造の転換とグレードアップを速め、さらに広東省と中国·香港、マカオの踏み込んだ協力を促進するモデル地区、21世紀海上シルクロードの中核的な地区及び新ラウンドの改革開放の先行地を目指すよう努めていく」と述べた。

 天津自由貿易試験区は京津冀(北京、天津、河北省)の共同発展を推進し、地域間の産業協力と産業構造の転換·グレードアップを促進し、共同で地域的な科学技術革新ゾーンと人材育成センターをつくり、京津冀の共同発展を促進できる高水準の対外開放プラットフォームを構築する一方、同地域の国際競争力をも高める。 福建省の自由貿易試験区は両岸協力の強化を重点に、開放の拡大を制度改革の深化と結びつけ、積極的に台湾との投資貿易の円滑化を推進し、両岸経済協力モデル地区、21世紀海上シルクロードの中核的な地区と改革·革新試験区をつくる。

 これから、新たな自由貿易試験区を発展させるかどうかについて、瀋主任は「新たな自由貿易試験区を設立する可能性は排除できないが、今までまだ具体的な計画を作成していない」と明らかにした。