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中日

新しい状況下における中日協力の新しいパスワードは? 専門家に聞く

2021年9月14日 13:14
 提供:東方網 編集者:曹俊

 10日午後、上海市人民対外友好協会と日本経済広報センターは共同で、上海と日本の日系企業に向けたオンライン講演会を開催した。

 中国全国日本経済学会副会長で上海対外経貿大学日本研究センター主任の陳子雷教授が、『新しい時代における上海地方経済の成長と中日経済協力の展望』と題した基調スピーチを行い、40社ほどの日系企業からオンラインで約70人の代表が出席した。

 スピーチで陳教授は、中国の『第14次五ヵ年計画』と2035年遠景目標綱要および中国と上海の現在の経済社会発展状況を紹介。浦東の「中国社会主義現代化建設リーダー区」の位置づけと浦西の虹橋国際開放ターミナルの建設の意義を述べ、上海の開発開放政策と長江デルタ地区経済一体化戦略の全体像について解説した。

 そして陳教授は、中国市場の開放がいっそう進むにつれてさらなる発展のチャンスと空間が増えるので、日系企業には政策の「ボーナス」を利用して経営戦略を見直し、新たな役割を果たしてもらいたいと期待を述べた。

 講演に先立ち、上海市人民対外友好協会の景瑩女史と日本経済広報センターの渡辺良専務理事がそれぞれ挨拶し、中日国交正常化50周年を迎えるに際して、上海と日本はより緊密でより深い協力を進めたいとの期待を表明した。

(編集:曹 俊)

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