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邛崍市と多治見市、友好協力関係覚書などを調印

2021年 6月 23日14:07 提供:中国国際放送局

四川省邛崍市と岐阜県多治見市が22日、オンラインで署名式を行い、友好協力関係覚書や貿易協力枠組み協定を締結しました。

調印式の中国側の会場

調印式の日本側の会場

中国と日本は2022年に国交正常化50周年を迎えます。2018年、中国人民対外友好協会の紹介で、邛崍市と多治見市は陶磁器によって縁が結ばれ、両市は陶磁器文化の交流や新型コロナの予防・抑制、多治見市市制80周年、成都市「天府大地芸術シーズン」などで密に交流しています。コロナ禍がまだ収束していない中、両市は「アフターコロナ時代」における交流と協力の新たなモデルを模索し、オンラインの交流会などさまざまな形で交流してきました。

名古屋駐在の劉暁軍総領事はあいさつに立ち、「邛崍市と多治見市が陶磁器を絆として友好協力関係を結んだことは、両市が友好的な交流を展開して得た貴重な成果である」と指摘した上で、「感染症という厳しい試練に直面して、双方は、同じ船に乗った仲間のように、手を携えて新型コロナと闘い、友情は絶えず深化されている。両市の交流・協力の将来性は良いと信じ、両市が積極的に交流・協力を拡大、深化させ、両国民に幸福をもたらすと同時に、中日間の地方の友好交流に貢献していくことを望んでいる」と述べました。

名古屋駐在の劉暁軍総領事

これに対して、多治見市の古川雅典市長、石田浩司議長はあいさつの中で、美濃焼を媒介として展開してきた経済や人的交流、協力を振り返り、コロナ下で邛崍市が防疫用のマスクを多治見市に寄贈したことに感謝の意を表したほか、間もなく完成する邛崍博物館の「崍・見」中日彩絵磁器友好展示館に期待を示しました。古川市長は、「邛崍市と多治見市の友好関係の締結は、文化や貿易、教育などの各分野における双方の交流の深化に基礎を築いた。双方の実務的な協力が持続的に深化していくことを心よりお祈りする」との考えを示しました。(藍、浅野)

邛崍古窯遺跡博物館