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日本の鉄道研究会が「中国国鉄都市間所要時間マップ」を作成 中国のネット民「意外と実用的!」

2021年 5月 20日16:04 提供:東方網 編集者:範易成

  中国メディア·観察者網は19日、「日本からの中国国鉄都市間所要時間マップ」について報道した。「このマップは『八縦八横(南北方向、東西方向各8ルート)』という中国鉄道網の特徴を表現した」と評価している。記事では、「さすが鉄道文化が盛んな国だ!なかなか見やすいね」、「意外と実用的!」といった中国ネット民からのコメントも紹介された。

  この中国国鉄都市間所要時間マップは日本の「中国鉄道時刻研究会」が作ったもので、5月16日にツイッターに投稿されたものだ。コメント欄には、「なかなか見やすいですね」、「中国の鉄道ファンです(拍手)ナイスジョブ」、「列車本数ごとに線の太さが変わればもっと良かったけど」などとある。

  中国鉄道時刻研究会では最近、「中国鉄道時刻表 Vol.7」を頒布した。これは中国国鉄11万キロ(編集者注)の全線·全駅·全列車の時刻を、日本の一般的な時刻表に近い路線別·時刻順のフォーマットで収録したものである。年2回刊行されていて、中国国内では現在、紙の時刻表は発行されていないため、日本の読者が手に取れるほぼ唯一の中国鉄道の紙の時刻表だということだ。そして、この時刻表には、中国の鉄道を初めて使う人でも安心快適に利用できるように、列車の時刻だけではなく、90ページにもおよぶ懇切丁寧な解説編も付してある。その内容は、「中国鉄道入門」、「新線開業情報」、「索引路線図」、「営業案内」、「運賃表」、「国鉄の便利なサービスのご案内」、「編成図」、「中国鉄道旅行ガイド」、「きっぷ購入メモ」など多岐にわたる。

  *編集者注:中国国家鉄路集団有限公司が2021年3月1日に発表した『2020年統計公報』によると、全国の鉄道営業距離は14.63万キロに達した。このうち、高速鉄道が3.8万キロで、国家鉄道(そのほか地方鉄道や合資鉄道などがある)は12.8万キロである。

(編集:王笑陽)