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中日友好を書画に寄せて 優秀作品の授賞式、北京で開催

2019年 12月 25日16:04 提供:新華網日本語

22日、授賞式で発言する中国外文出版発行事業局の陸彩栄(りく·さいえい)副局長。(北京=新華社配信)

中国の人民中国雑誌社が主催した第1回中日青少年書画友好交流コンクールの授賞式が22日、北京で開催された。同コンクールは書道と絵画を通して中日青少年の友好交流を促進することを目的として行われた。中国外文出版発行事業局の陸彩栄(りく·さいえい)副局長や日本の美術家団体、二科会の生方純一常務理事ら中日友好関係者が出席した。

同コンクールは絵画と書道の2部門に分かれ、中日両国の6~22歳の青少年を対象に作品を募集、6万点余りの応募があった。うち、中日の青少年50人余りが、特等賞、一等賞、二等賞を受賞した。

陸氏はあいさつで、「2019中日青少年交流推進年」認定事業の一つとして同コンクールが成功裏に開催されたと述べ、中日両国の人々に親しまれている書道と絵画を通じたコンクールが、両国青少年の相互理解や友情の増進に大きな役割を果たしてほしいと期待を示した。

絵画部門の審査員を務めた生方氏は、中国の学生は筆を用いて画仙紙に絵を描くことに長け、多くの作品には中国の伝統的な山水画や水墨画の要素があったと指摘。また、日本の学生は画用紙に絵を描くのを好み、水彩画やパステル画の作品が多く、両国はお互いから学ぶべき点が多いと述べた。

授賞式ではコンクールに参加した中日の青少年が共同で制作した絵巻物「共同的地球家園(地球は私たちのふるさと)」も披露された。絵巻物には、両国の青少年が共同で美しい地球を築く願いが描かれている。

次回の授賞式は陝西省西安市で開催される予定。(記者/李佼俐)