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日本、台風19号の接近へ厳重な備え、スーパーの棚がガラガラに

2019年 10月 11日14:47 提供:東方網 編集者:王笑陽

 「今年最強クラス」と言われる台風19号が日本に接近中だ。多くの人が早めに備え、各地のスーパーや量販店などでは水やカップラーメン、パンなどの食料品が次々と売り切れになっている。棚がガラガラになった様子を写した写真も中国のSNSで広がっている。日本に住んでいる中国人も多いため、この台風19号には中国の人々も深い関心を持ち、台風の今後の動向を注意深く監視している。

10日9時から14日8時までの台風19号の進路予想(中国の中央気象台より)

 台風19号は12日夕方から夜遅くにかけて東海地方に最も接近し、本州に上陸する見通し。東日本だけでなく、列島の広範囲が暴風雨圏に入る恐れがある。日本政府は、台風の予想進路に当たる地域の住民に対し、早めの避難のほか、停電や住宅被害に備えるよう呼びかけている。鉄道·高速道路·航空の各交通機関では、11日夜から13日にかけて影響が出る予想となっている。

中国のSNSでも台風19号が話題に

 日本のメディアによると、気象庁は11日午前、記者会見を開き、「状況によっては大雨特別警報を発表する可能性がある」と述べた。また、「1958年に関東地方に上陸した狩野川台風に匹敵する大雨になる恐れがある」と指摘した。

 狩野川台風では、死者·行方不明者1269人、住宅4000戸以上の全半壊など甚大な被害が出た。

 日本の気象庁では11言語での情報提供を始めた。中華人民共和国駐日本国大使館は、東京、大阪、名古屋、神奈川、千葉、埼玉、山梨、長野、静岡、群馬、栃木、茨城などのエリアに向かう、または住んでいる中国の公民に台風に厳重警戒するよう呼びかけている。

(編集:W)