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中国日本史学会2019年年会が上海で開催

2019年 6月 17日16:37 提供:中国国際放送局

中国日本史学会2019年会会場

中国日本史学会、中国社会科学院―上海市人民政府上海研究院、復旦大学日本研究センター、上海日本研究交流センターなどの共催による「中国日本史学会2019年会および新中国成立70周年日本史研究成果・新時代課題学術シンポジウム」が15日、上海で開かれました。

中国日本史学会の楊棟梁会長は開幕式で、「年会は新中国成立から70年間にわたる日本史研究の振り返り、総括、新時代の日本史研究の理論課題、人類運命共同体における中日関係発展をテーマとしている」と指摘しました。

中国社会科学院の武寅元副院長による基調講演

中国社会科学院の武寅元副院長は「新時代日本史研究の理論視角」をテーマとする基調講演を行い、「歴史上、中華文明はアジアだけではなく、世界文明史上でも重要な位置を占めている。中華民族復興の核心は文明である。自らの学術理論システムはこれと緊密的に関わっている。新時代の中日関係の任務は重く、道のりは遠い。我々は使命感、責任感を持って、実際の作業を通して行動していく」と示しました。

前駐日中国大使・程永華夫人の汪婉参事官による特別講演

年会の閉幕式で、前駐日中国大使・程永華夫人の汪婉参事官が「回望と展望:中日関係は新時代に入れるか」と題する特別記念講演を行い、その中で「新時代の中日関係について、相互の政治信頼を強め、経済貿易協力を広めて、国民関係を改善させ、敏感な領域をコントロールすることが肝心である」と述べました。

なお、今回の年会には国内の大学研究機構から130名余りの代表が参加しました。(雲、星)