河野太郎外相が北京外国語大学北京日本学研究センターの歓迎式で挨拶を行う（日研センター提供）

国務委員でもある王毅外交部長の招きに応じて、日本の河野太郎外相は13日から15日にかけて中国を公式訪問します。河野外相は13日、北京外国語大学日本学研究センター（略称：日研センター）を訪れ、教師や学生らと友好交流を行いました。

河野外相は歓迎式で「今年は日中青少年交流推進年である。今回の訪問を通じて日中の青少年交流が一層促されることを望んでいる。日研センターは日本語の人材を育成する場所として、今後さらに大きな役割を果たすに違いない」として、「今年は新中国成立70周年を迎え、日本も平成から令和に代わる節目の年である。皆さんが中国と日本の懸け橋になってほしい」と呼びかけました。

北京外国語大学中国共産党委員会王定華書記（左）が河野外相（右）にプレゼントを贈呈（写真：新華社通信記者郭丹撮影）

歓迎式の後、河野外相は日研センターの教師や学生らと外国語学習、環境保護、経済交流などの問題について友好交流を行いました。

今回、河野外相は訪中期間中に、王毅国務委員兼外交部長と共に第五回中日経済ハイレベル対話を主催するほか、中日青少年交流推進年の開幕式に出席します。

河野外相が北京外国語大学北京日本学研究センターの教師や学生らと座談会（写真：新華社通信記者郭丹撮影）