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日本大学生訪中団の歓迎レセプションを開催=北京

2019年 3月 23日17:37 提供:中国国際放送局

中国人民対外友好協会の宋敬武副会長

日中友好協会の永田哲二常務理事

日中友好協会の派遣による今年初の日本の大学生訪中団が21日から中国を訪問、22日夜、北京で歓迎レセプションが行われました。

この訪中団は、日本各地から集まった大学生100人からなり、21日から27日までの日程で、北京、深セン、広州を訪れ、中国の大学生との交流や、企業、博物館、世界遺産の見学、伝統文化の体験などが予定されています。

歓迎レセプションを主催した中国人民対外友好協会の宋敬武副会長は、「2014年以来、わが協会と日本の各友好団体との協力により、約2000人の日本青少年が中国を訪れ、約10の省・自治区・直轄市の20校余りの学生と交流してきた。中日両政府は、今年を『青少年交流推進年』と定め、今後5年にわたる青少年3万人の相互訪問を計画している」とした上で、「今回の団員の皆さんが、中国の発展を感じ取ると共に、中日関係の安定かつ健全で長期的な発展が、中日両国やアジア、ひいては世界に対して持つ重要な意義を一層理解し、中日友好のために貢献してくれることを期待している」と述べました。

日本大使館の四方敬之特命全権公使

訪中団団長を務める日中友好協会の永田哲二常務理事は、「2014年秋に始まった大学生訪中団は今回で通算12回目になる。今回の応募者数は398名と過去最多になった。そこから選ばれた団員100名のうち、86名は初めての中国訪問になる。この貴重な体験が、未来の日中関係を担う大学生の皆さんの刺激になればと思う」と語りました。

また、あいさつに立った日本大使館の四方敬之特命全権公使は、「マスメディアを通じた報道だけでは、その国の実態を十分理解することは困難だ。ぜひ多くの同世代の中国の方と触れ合い、率直な意見交換をして、中国について理解を深めていただければと思う。また、中国での体験や皆さんが感じたありのままの中国社会について、日本のご家族、友人に伝えてほしい。皆さんの経験が多くの日本人に共有されることが、日中間の相互理解を促進することに役立つ」と述べました。

中本博さん

大口はるかさん

歓迎レセプションの様子

訪中団の団員で、中国に来るのは3回目になるという京都大学2年生の中本博さんは、「今回の訪中で、電気化が非常に進んでいることにびっくりした。バイクもバスも、環境にやさしく配慮したものが造られているのだなと感じた。また、中国の学生との交流を楽しみにしている。両国の友好のためにいろいろ話し合い、その中で中国語を勉強しようと思っている」と語りました。

初めて訪中した津田塾大学2年生の大口はるかさんは、「学校で中国研究をしている教授に接する機会が多く、その教授の下で学んでいるうちに、中国に行ってみたくなり、この団に応募した。普通の中国の人々の生活を、バスでの移動中、街を見ているときに見ることができたが、その様子にとても親しみを感じた。中国は歴史が長く、発展が速く、全てに関して規模が大きいことが印象的だ。今まで教科書で見てきただけの隣国だったが、改めて大きな国なのだと感じた。これから中国の学生と交流するが、初めて中国の人と話すことになるので、今とても楽しみだ」と語りました。(文:斉鵬、写真:斉鵬、李陽)