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日本の桜シーズンに中国人観光客が殺到か

2019年 2月 22日17:13 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 日本の桜の季節が近づいている。各旅行会社のデータによると、これにつれて中国人の訪日観光熱が高まっており、主要な航空会社も日本への新路線開設のために事業を展開している。新聞晨報が伝えた。

ウェザーマップが発表した2019年さくら開花前線

 日本のウェザーマップは今年のさくら開花予想を発表。これによると、今年日本の桜シーズンは、およそ3月17日から4月末まで続く見込みだ。中国人観光客に人気の東京エリアの開花日は3月23日、満開日は3月30日と予想されている。今年の冬は日本付近に寒気が流れ込みにくい状態が続いていたため、暖冬となっている。さくらの開花も平年よりは早くなる見込みだが、暖冬の影響で休眠打破が鈍いことから、記録的な早さにはならないと推測されている。

 来る桜の季節に向け、中国の主要な航空会社は、日本方面を中心として新路線の開設を計画している。このほど中国民用航空局(CAAC)が新たに批准した路線を見ると、東方航空、南方航空、厦門航空、四川航空、吉祥航空、上海航空などの各航空会社が、路線開設を申請している。新路線の目的地は、大阪、東京、名古屋、静岡などに集中しているが、出発地は中国全土に散らばっている。北京·上海·広州·深センの4大都市以外には、山東省と浙江省を出発地とする新路線が一番多く、全部で24本増えた。また、四川省と重慶市からの路線も6本増加した。

 新路線の集中的な開通は、航空券の価格にも影響を与えている。旅行サイト「飛猪(Fliggy)」によると、3月上旬なら日本往復で1700元(約28000円)の格安航空券がまだ残っているが、3月20日以降になると、東京、大阪への航空券の価格が著しく上昇し、往復も片道も少なくとも2300元(約38000円)以上となっている。こういう状況は4月の清明節休み明けまで続くと予想されている。

(編集:W)