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Panda杯全日本青年作文コンクール表彰式を実施=北京

2018年 11月 19日18:10 提供:中国国際放送局

会場の様子

「Panda杯全日本青年作文コンクール2018」の表彰式が19日、北京で行われました。中国外国語出版発行事業局の陸彩栄副局長、主催者である人民中国雑誌社の陳文戈社長、および日本からの訪中団26人が参加しました。

陸彩栄副局長

陸彩栄副局長は挨拶で、「国民の友好は中日友好の基礎で、若者は中日友好の担い手である。今年は中日平和友好条約の締結から40年という節目の年で、中日関係が正常な軌道に戻り、改善の勢いが出ている。5年目を迎えた今年のコンクールは、応募者数と訪中者数が過去最高であり、中日関係の将来に一層の自信と希望を持たせた」と語りました。

受賞者の井内英人さん

日本から訪れ、受賞した井内英人さんは「中国に住んでいた3年間の経験を書いた。来る前はメディアを通じて中国にすごく悪いイメージを持っていたが、実際に住んでみると、中国人はいろいろなことを教えてくれて、日本人に対してとても好意的で、びっくりした。だから皆さんに中国の良さを伝えようと思ってこの作文を書いた」と話しました。

受賞者の山本蘭さん

同じく受賞した山本蘭さんは、「高校生の時、家に中国人女性がホームステイに来た。最初はメディアのいろいろな報道に左右されて、中国人との交流も初めてで、すごく不安だった。でも、彼女は年は5つ違いで、とても素直で優しくて妹みたいにしてくれた。海外の人と交流していく中でとても大きな出来事になったので、作文を書いた。去年の3月に彼女に会いたくて、北京を訪れた」と話しました。また、今回の訪問の特別企画である四川省成都のパンダ基地見学について、「私は『蘭』という名前で、初めて日本に来たパンダの名前も『蘭蘭』なので、パンダにとても親しみがあり、生で見たこともないので楽しみにしている」と話しました。

受賞者の宮地大輝さん

受賞した宮地大輝さんは、「今回訪れる北京と成都は初めて行く所で、同じ中国の都市だが、街並みや食生活などはまったく違うだろう。その違いを味わうのが一番の楽しみだ」と期待を示しました。

記念写真

Panda杯全日本青年作文コンクールは2014年に始まり、5回目となる今回は「@Japanわたしと中国」をテーマに、16歳から35歳までの日本に住む日本人を対象に作文を募集しました。応募された624点の作品から、優秀賞10人、入選10人、佳作35人が選ばれました。優秀賞受賞者と入選者などによる訪中団一行は、16日から22日までの1週間、北京市と四川省成都市を訪れます。(取材:李陽、チェック:森)