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日中友好北海道議会議員協議会代表団が上海を訪問

2018年 5月 16日17:48 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 李克強国務院総理は5月8日~11日、日本で行われた第7回中日韓首脳会議に出席し、日本を正式訪問した。李首相は北海道も訪れて、日中知事省長フォーラムに出席すると同時に、トヨタの工場とエコファームを見学した。北海道は現在、日本における農業の重要拠点であり、今後は中国と日本との先端技術及び農業分野の協力を深めることで、より多くの分野での交流が期待できる。今回の日本訪問は、中日関係の改善、中日韓の協力体制強化、アジア太平洋地域の安定的な発展を促進する大切な意義がある。

 李首相が帰国したばかりの15日、今度は日本からの代表団が中国を訪れた。

 15日午前、上海市政治協商会議の張恩迪副首席は日中友好北海道議会議員協議会代表団と会見し、上海の経済社会発展状況と政治協商会議の職務履行状況を紹介した。

 張恩迪氏が日中友好北海道議会議員協議会代表団と会見

 これによると、ここ数年、上海と北海道は経済貿易、観光、青少年交流などの分野で、積極的な交流を展開している。北海道庁では日中経済協会上海事務所に「北海道経済交流室」を設置して職員を派遣し、各分野での上海との交流の強化を目指している。

 張氏は会見で、代表団の訪問に歓迎の意を表し、「今後は互いにより深く広い分野での交流が期待できます。上海市政治協商委員会では北海道議会議員協議会との交流を強化したいと考えており、そこには共に関心が持てる話題が必ずあるでしょう」、と語った。

 日中友好北海道議会議員協議会代表団一行は、この会見の前日の14日午後に上海に到着した。上海市人民対外友好協会では代表団を迎え、先端技術、農業、少子高齢化対策、婦人、教育などの分野について、深く交流した。

 上海市外事弁公室副巡視員の景瑩氏が代表団の来訪に歓迎の意を表し、「李首相が日本、北海道を訪問した直後に、今回日本の友人を迎えることができ、とても嬉しいです。皆様の来訪により、中日両国のより良い発展が実現できます。今回の訪問期間は短いですが、上海に対する理解を深めてほしいです」と語った。

 日中友好北海道議会議員協議会の伊藤条一会長はあいさつで、「今年は日中平和条約締結40周年に当たります。この時期に中国の李克強首相が日本、そして北海道を訪問したことには歴史的な意義があります。今回、李首相はトヨタの工場を視察し、最先端技術の部品を目にしました。中国では新エネルギー車や無人運転の開発に力を入れていると聞いています。今後、より多くの提携チャンスがあると期待しています」と語った。

 協議会の千葉英守幹事長は今回の訪問団の中で、中国の訪問回数が一番多いメンバーだ。これまで30回以上も訪問している「中国の古い友人」であり、「中国通」でもある。千葉氏は、日中の友好交流が長く続くように、両国の青少年間の交流を強化して欲しい、と希望を述べた。

  上海市人民対外友好協会が代表団と会見

 平出陽子議員は今回の代表団の3人の女性メンバーの一人である。議員に当選する前は、19年間小学校で教師を務めていた。婦人と教育問題に特に関心が深く、「今回の訪問団女性議員の比例は約3割です。結構高いように見えますが、実は日本の男女格差指数は、世界の中ではかなり低い方です。上海ではどうなのかぜひ知りたいです」と語った。

 

 景瑩氏が伊藤会長に記念品を贈呈

 代表団は上海のスケジュールを終えた後、瀋陽、北京を訪問する予定だ。