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科学技術が力を注入 新材料に無限のイマジネーション

2021年 8月 31日13:50 提供:人民網日本語版

  国際新材料産業大会がこのほど安徽省蚌埠市で開催された。参加した代表は新材料の科学技術研究の方向性を探り、産業の発展トレンドを検討・評価し、技術、産業、資本の協力を推進し、独自のイノベーションが質の高い発展の過程で内側に秘める価値とポテンシャルを探求した。「光明日報」が伝えた。

  新材料は先端製造業に基礎的なよりどころを提供

  安徽省人民政府の王清憲省長は開幕式でのあいさつの中で、「新材料はそれ自体がハイテクであり、また多くのハイテクにとって技術から産業的価値の実現に至るための基礎的なよりどころでもある。そのため新材料は国・地域の先端製造業の水準をある程度決定すると言える」と述べた。

  安徽省は中国の重要な新材料産業の発展集積地であり、シリコンベース新材料、先進構造材料、新型ディスプレー材料、先進的化学工業材料などの産業拠点と産業クラスターを擁し、これまでに数々の先進的な成果を上げてきた。陶鋁新材料研究院有限公司はさまざまな分野で先頭を走っている。ポリビニルアルコール(PVA)光学薄膜は他社に先駆けて国産化を実現し、特殊衝撃吸収剤は月探査機「嫦娥4号」への応用に成功し、ポリ乳酸(PLA)の総合的産業チェーンにおける生産はプラスチック禁止時代の新たな窓口を開いた。

  科学技術に支えられて、新材料には無限のイマジネーションの可能性が与えられた。ガラスを例にすると、日常の入れ物として使われるだけの時代はとうに過ぎ去った。0.33ミリメートル(mm)から0.2mmへ、さらには0.12mmへ――蚌埠で生産されたフロート製法超薄型タッチパネル用ガラスは薄さの世界記録を更新し続けている。中国国内初の8.5世代TFT-LCDガラス基板製品がラインオフすると、中国は世界で3番目に先端液晶ガラス基板の生産技術を確立した国になった。

  王氏は、「私たちは、集積回路(IC)、人工知能(AI)、量子計算を代表とする次世代情報技術にしても、全固体リチウムイオン電池、水素燃料電池を代表とする新エネルギー技術にしても、その発展とブレークスルーには新材料という『産業の食糧』による強力な支えが必要であることをすでに認識している」と述べた。

  国家戦略に軸足 新材料産業生態圏を整備

  今大会では、「ボトルネックとなっている技術」、「二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウト、カーボンニュートラル」が参加した代表が注目し、頻出するキーワードになった。また国家戦略に軸足を置き、新材料産業の未来の発展、エネルギー、環境の協同・協調を重視することが、参加者の共通認識になった。

  中国科学院の朱美芳院士は、「中国の合成繊維は無から有を生み出し、小から大への転換を達成し、発展して今に至るまですでに60年がたち、生産量は世界の70%以上を占めるが、一部の高性能繊維はまだ他国に制限される状況にある。なぜなら、キーテクノロジーは購入できないからだ。新材料分野で引き続き基礎研究と独自の研究を強化する必要があると同時に、新材料の応用分野を開拓する必要がある」と提起した。

  それだけではない。中国科学院院士の劉忠范氏も基調講演の中で、「基礎研究に従事する科学技術者は研究的思考から産業的思考へと飛躍しなければならない。中国のグラフェン関連特許は世界の3分の2を占めるが、基礎研究ばかりで、生産工法のブレークスルーがなければ、グラフェン製品の大規模生産を実現できない」と訴えた。

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