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パキスタン政府、自爆テロ事件の調査進捗状況を公開「犯人を厳しく処罰すべき」=外交部

2021年 8月 13日10:49 提供:中国国際放送局

  外交部の華春瑩報道官は、12日の定例記者会見で、パキスタン政府が自爆テロ事件の調査進捗状況を公開したことについて記者の質問に答えました。

  記者の「パキスタン政府は12日の記者会見で、7月にカイバル・パクトゥンクワ州で起きた自爆テロ事件の調査進捗状況を公開した。それによると、自爆テロはアフガニスタンで計画され、『パキスタン・タリバーン運動(TTP)』のスワット支部によって実施されたものだ。実行犯はアフガニスタンで訓練を受け、使用した車両はアフガニスタンから購入した。一部の容疑者はすでにパキスタンで逮捕されたが、残りは現在もアフガニスタン国内に留まっている。実行犯が属するテロのネットワークはインドやアフガニスタンの情報部門の支持を得ているということである。中国側はこれについてどう考えるか」という質問を受けて、華報道官は「パキスタン政府がテロ事件に関する調査で短時間に大きな進展を遂げたことに関心を払っており、中国側はパキスタン側が払った積極的な努力を称賛する。現在、パキスタンは調査を継続しており、双方は両国の指導者間の重要な合意に基づいて、事件の真相を究明し、それに基づいて事件を引き起こした真犯人を厳しく処罰する。同時に、双方は引き続き安全保障協力メカニズムをレベルアップし、強化して、パキスタンでの中国のプロジェクトや中国人、中国機関の安全を確保していく」と述べました。

  華報道官は、また「テロは全人類の共通した敵である。中国側は、地政学的利益のためにテロリズムを利用するいかなる勢力にも断固として反対し、地域や各国が協力してあらゆるテロ組織を一掃し、各国の共通した安全や発展の利益を維持していくよう呼びかける」と述べました。(藍、坂下)