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中国、「小康社会の全面構築:中国人権事業発展の輝かしい一章」白書を発表

2021年 8月 12日14:19 提供:中国国際放送局

  中国国務院報道弁公室は12日、「小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面構築:中国人権事業発展の輝かしい一章」と題する白書を発表しました。

  

  中国における現行の農村部住民の貧困の基準は、年間生活水準が2300元(約4万円)以下です。白書は、2020年時点で同基準を適用した9899万人に及んだ農村貧困人口のすべてが貧困脱却を実現し、832の貧困県と12万8000の貧困村のすべてが貧困というレッテルを返上し、地域全体としての貧困が解決されたと述べています。

  

  白書は、「改革開放の開始以来、現行の貧困基準を適用すれば、中国では7億7千万の農村貧困人口が貧困から脱却した。世界銀行が定めた国際的な貧困基準を適用すれば、中国における貧困人口の削減は同時期の全世界における貧困人口の削減の70%以上を占めた。中国は10年前倒しで『国連の持続可能な開発のための2030アジェンダ』が定めた貧困の削減目標を実現し、世界の貧困削減事業の発展と人類の発展と進歩に大きな貢献をした」と解説しました。(閣、鈴木)