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五輪から帰国の中国選手ら、21日の隔離スタート

2021年 8月 11日17:14 提供:中国国際放送局

  

  母親とビデオチャットする楊倩選手

  8月8日に東京五輪を終え、無事帰国した中国の選手たちは家族との再会を先延ばしにし、感染症に対する防疫規定に基づいて、海外から入国する一般人と同様に21日間の隔離期間に入りました。

  家族とはすぐに会うことはできませんが、ビデオチャットを通して試合の話などをしたりしています。エアライフルで金メダル2個を獲得した楊倩選手は浙江省寧波市出身。実家にいる両親と共にビデオチャットで質問した記者に対し、彼女は「とても両親と会いたい。母が作った手料理が食べたい。隔離が終わったら、一番したいことは家族と過ごすこと。そして一緒に遊園地に行きたい」という思いを明かしました。

  

  体操競技男子種目別平行棒金メダリスト・鄒敬園選手

  体操競技男子種目別平行棒の金メダリストである鄒敬園選手は隔離場所に入るとすぐに両親とコーチに連絡を取りました。四川省宜賓市にいる両親は、待ちきれずに鄒氏の帰宅後の衣食住をすべて段取り済みです。父親は彼と川下りしたり、翠屏山に登ったり、時間があれば釣りをしたいと語りました。鄒氏は、「金メダルを取って国歌を歌うという幼い頃からの夢が今回叶った。マスクを付けて歌ったのは少し残念だ。パリ五輪の時にはコロナが収束して、表彰台でマスクを付けずに国家を歌いたい」と、次期の目標を語りました。

  

  卓球混合ダブルス銀メダリスト・劉詩雯選手

  多くの五輪選手は大衆との交流を深めるためにSNS動画アプリで個人アカウントを開設し、自身の隔離生活をシェアしています。

  

  隔離中の室内でトレーニング中の汪順選手

  卓球混合ダブルスで銀メダルを獲得した劉詩雯選手は皆からの応援に感謝し、頑張り続ける決意を語りました。また、競泳男子200メートル個人メドレーで金メダルを獲得した汪順選手のように、多くの選手は隔離期間中もトレーニングを続けています。(怡康、坂下)