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雲南キンシコウ 23個体群3845頭に増加

2021年 8月 11日13:44 提供:中国国際放送局

  国家林業草原局が10日に発表したところによりますと、絶滅危惧種にあたる中国固有の霊長類、中国では国宝のジャイアントパンダと肩を並べる「雲南キンシコウ」は、近年、保護の成果が表れ、個体群も頭数にも大きな増加が見られました。

  雲南キンシコウは主に、四川、雲南、チベットの境目にある海抜3000メートル以上の高地に分布し、人類を除けば、最も高い海抜に生息している霊長類です。

  

  

  

  雲嶺山脈白馬雪山一帯に生息する雲南キンシコウ

  体毛が金色の四川のキンシコウと違って、雲南のキンシコウは、真っ黒な毛に覆われ、腰から下の部分が白く、鼻の先がツンと上を向いていて、ぽってりとしたピンク色の唇が特徴です。

  食べ物の不足や環境の悪化により、雲南キンシコウは一時期500頭にまで激減しましたが、最新の発表では1996年の約13群れ、合わせて1500頭から、現在では23群れ、合わせて3845頭にまで増えています。

  (Yan、CK)