ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 経済

チベットのエネルギー発展、グリーンの奇跡

2021年 8月 10日18:06 提供:中国国際放送局

  チベットでは平和解放からの70年間、経済社会の急速な発展に伴って、生産と生活における電力需要が日増しに増えてきました。チベットはこの状況に応じて、とりわけ恵まれた資源面での強みを生かして、国の重要なクリーンエネルギー拠点として成長しつつあります。チベット生態環境庁によると、チベットでは2020年末までに全域の電力設備容量が423万キロワットに達し、クリーンエネルギーは発電設備容量の89.09%に達しました。

  クリーンエネルギーの開発と利用は、牛の糞や薪などの伝統的なエネルギー源への依存度を低下させただけでなく、農牧畜区の生産と生活の電化に役立って雪国高原を明るく照らし、さらには西部の電力を東部に送電するプロジェクト「西電東送」によって高原の外に電力を送り出しています。チベットからは2015年から2020年までの間に、累計65億キロワット時のクリーン電力を外部に送電されました。二酸化炭素の排出を削減すると同時に、高原の資源の強みを経済の強みに転化しているわけです。(朱、鈴木)