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四川省米倉山大峡谷、独特な地質による奇観の連続

2021年 8月 10日18:14 提供:中国国際放送局

  米倉山大峡谷景勝地は四川省北部にある広元市旺蒼県内にあり、陝西省と接しています。総面積は約265平方キロメートルで、独特な地質構造が作り出した景観が特徴であり、山の奇石や美しい水、神秘的な泉で知られています。

  

  潜龍十八潭の一角撮影:陳加普

  米倉山大峡谷景勝地は2017年に第9回の指定により国家級景勝地の一つとなり、2020年には国家AAAA級観光地に選ばれました。域内には「潜龍十八潭」や、「一線天」、「龍潭飛瀑」、「月牙瀑布(三日月の滝)」など、大小さまざまの観光スポットが35カ所あります。

  

  潜龍十八潭撮影:陳加普

  潜龍十八潭は、「龍潭子河」という川の中流にあります。標高は950メートルで、大小18カ所の青緑色の淵から成っています。流れる水が淵の大きさや、深さ、間隔によって、強弱あるリズムを伴う音を出し、まるで心を打つ音楽を奏でているようです。

  「龍潭飛瀑」と名づけられた滝は落差が125メートルです。幅は5メートルから6メートルで、豊水時になると幅が10メートルにも広がりし、気勢がみなぎります。

  

  一線天撮影:陳加普

  深くて狭い峡谷は、見上げると空が一本の糸のように見えることから、「一線天」と呼ばれています。米倉山大峡谷景勝地にある「一線天」は長さが約200メートルです。両側の険しい壁の高さは300メートルから500メートルに達します。谷底は最も広いところでもわずか2メートルくらいで、狭いところでは人がようやく通り抜けられる0.5メートルしかありません。(朱、鈴木)

  

  龍潭飛瀑撮影:陳加普