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雲南省の野生ゾウの群れが17か月ぶりに生息地に

2021年 8月 9日14:05 提供:中国国際放送局

  

  8月7日 プーアル市寧洱ハニ族イ族自治県竹山村に入ったゾウの群れ 生息地にますます近づいている

  中国国家林草局の北へ移動するゾウに関する指導グループは、「8日午後8時ごろ、雲南省の野生ゾウの群れ14頭が元江という川を渡り、無事に生息地に戻った」と紹介しました。

  2020年3月、16頭の野生アジアゾウの群れが中国南西部にある雲南省の西双版納(シーサンパンナ)国家自然保護区を離れ、北へ進んで出発しました。2020年末頃、ゾウの赤ちゃんが誕生したため、ゾウの群れは17頭に増えました。

  2021年4月24日、内2頭がプーアル市墨江県に戻りました。

  6月に幼獣のオスのゾウ1頭が群れから離れ、1人暮らしを31日間続けた後、麻酔を受けて、シーサンパンナ国家自然保護区に戻りました。

  北上ゾウの群れは北へ雲南省の省都昆明市に一度入り、エサを食べさせた後、誘導され、17カ月にわたる旅を経て、最初の生息地に戻ったということです。

  ゾウが故郷に戻る情報は中国のネットユーザーで反応を及ぼしています。「かわいいゾウの子供たちがやっと家に戻った。これからはかってに駆け回ったりはだめよ」、「ゾウの群れに追いつけ、雲南省の人々が暖かい。周りの風景もきれい。やっと家に戻ってよかった」、「ゾウは非凡な記憶力を持つから、これから毎年も出かけるのかなあ」、「ネットだけでゾウの様子を見たら、もったいない。シーサンパンナへかわいいゾウと会いたい」。(殷、鈴木)