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域外の介入は南海の平和と安定を損なう最大の脅威=王毅外交部長

2021年 8月 6日23:56 提供:中国国際放送局

  

  王毅国務委員兼外交部長は6日夜、第28回東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)外相会議に出席した際、南海問題についての中国の原則と立場をあらためて表明しました。

  王部長は、「南海の情勢は概ね安定しており、航行と上空飛行の自由は法律に基づいて保護されている。これは中国とASEAN諸国が共に努力した結果であり、無視し、否定することは許されない。中国は引き続きASEAN諸国と共に『南海における関係各国の行動宣言(DOC)』に基づいて、効果的かつ実質的な内容を持つと共に『海洋法に関する国際連合条約国連海洋法条約』を含む国際法に合致した『南海行動規範(COC)』を早期に成立させ、南海を平和と協力の海にするために取り組んでいきたいと考えている。南海仲裁判決は国家の同意という基本原則に違反し、裁判所の権限を超えており、事実関係の判断や法律の適用に明らかな問題がある。中国側はこれまで一度も関与していないし、確実に受け入れないだろう。近年、域外国家による介入は既に南海の平和と安定を損なう最大の脅威となっており、いわゆる「域内国と域外国を区分しない」という言い方は、南海沿岸国の合法的な権利と利益を無視したものだ。『航行の自由』の濫用は、さらに沿岸国の主権と管轄権に対する挑発であり、地域諸国の抵抗と反対を受けるのは当然だ」と表明しました。(とんとん、坂下)