新型コロナウイルスによるパンデミックの中で、史上初の無観客で開催されてきた今回の東京オリンピックは、いよいよ日曜日に閉会を迎えます。日本の皆さんはどんなふうに観戦を楽しみましたか？

  海をはさんで中国にいる私たちにとっても、毎日の観戦は本当に楽しい時間でした。

  そんな時間を演出してくれた主催国の日本をはじめとする関係者の皆さん、そして逆境の中で最高のパフォーマンスを見せてくれた選手の皆さんに、誰もが感謝していることでしょう。

  本来であれば、試合中は68000人の観客で埋め尽くされ、歓声と拍手の渦に包まれるはずだった国立競技場ですが、コロナ禍を受けて競技は無観客で進行しました。

  これによって、試合に臨む選手たちは過去の大会とは一味違う「孤独感」を味わわなければなりませんでした。そういった特殊な環境を克服するメンタルを養うことも、選手たちにとっては課題の一つだったかもしれません。

  大会を目前に控えて、トレーニング方法を変更したという声も多く聞こえてきました。今回のオリンピックに備えて、誰もが今まで以上の入念な準備をしてきたことでしょう。

  本当にお疲れ様でした。

  感動を与えてくれた選手たちに喝采を！

  そして、数ヶ月後には北京冬季オリンピックも予定されています。オリンピックが2年連続で開催されるのも異例中の異例ですが、スポーツファンにとっては嬉しいことですね。

  東京に引き続き、北京からも、たくさんの感動と興奮をお届けします。