IOC文化・オリンピック遺産委員会の委員を務める侯琨さん。メガネ姿に細長い体形。初対面の侯さんの印象は「スポーツとゆかりの深い方」とはとても思えませんでした。しかし、見かけによらず侯さんは中国スポーツ切手収集と収蔵協会副会長、北京冬季オリンピック大会をPRする講演団メンバー、オリンピック博覧会組織委員会高級顧問など多くの肩書を背負っています。さらに、数えきれないスポーツ大会で聖火ランナーを務めたこともあります。オリンピックの熱狂的なファンと言っても過言でない彼は2012年から今年1月まで、世界で冬季オリンピック、夏季オリンピック及びユースオリンピックを開催した26か国にある47都市をすべて行脚しました。今回は、そんな侯琨さんの「オリンピックとともに歩む人生」にフォーカスしてお届けします。