ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 経済

習主席 ワクチン協力国際フォーラム初会合に書面挨拶

2021年 8月 5日21:43 提供:中国国際放送局

  新型コロナウイルスワクチン協力国際フォーラムの第1回会議の開催に際し、習近平国家主席は書面形式のあいさつを発表しました。

  習主席は今年5月、世界保健サミットで、世界が共同で感染症に立ち向かうことを中国が後押しするための5つの措置を発表しました。それには、新型コロナワクチン協力国際フォーラムの設立の提唱や、ワクチンの生産・研究開発国、企業、利害関係者が共にワクチンが世界で公平かつ合理的に配分されるよう協議を推進することが含まれていました。習主席はあいさつの中で世界保健サミットでの発表に触れたうえで、「現在、感染状況は起伏を繰り返しており、ウイルスは頻繁に変異している。今回のフォーラムは、ワクチンが世界で公平かつ入手可能な状況で供給され、発展途上国の団結と協力に新たな原動力を注入し、人類が感染症に一日も早く打ち勝つために新たな貢献を果たすよう期待する」と綴りました。

  さらに、「中国は終始、人類衛生健康共同体の理念に基づいて、世界、とりわけ幅広い発展途上国にワクチンを提供し、協力生産を積極的に展開している。ワクチンがグローバルな公共財であることを考えれば、これはあるべき行動といえる」とし、中国が引き続き広範な発展途上国の感染症対策を支援していく考えを示しました。また、習主席によりますと、中国は今年、通年ベースで20億回分のワクチンを提供するよう努めていく方針で、ワクチンを分配する国際的枠組み『COVAXファシリティ』に1億ドルを寄付し、発展途上国へのワクチン分配に充てることを決定しています。習主席は「中国は国際社会と共に、ワクチンの国際協力プロセスを推進し、人類運命共同体の構築を推進していきたい」と強調しました。

  (Yan、CK)