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「神舟12号」の宇宙飛行士、宇宙でどのように健康維持?

2021年 8月 5日16:34 提供:中国国際放送局

  中国の有人宇宙船「神舟12号」の3人の宇宙飛行士はすでに1カ月以上宇宙で生活していますが、彼らは宇宙でどのように健康管理を行っているのでしょうか?

  「セルフ式」眼底検査

  「神舟12号」のコアモジュール「天和」にいる宇宙飛行士の湯洪波さんが劉伯明さんに眼底鏡検査を行いました。眼底検査は宇宙飛行士の医療モニタリングの重要な内容であり、宇宙飛行士の身体状況に対するリアルタイムの追跡に役立ちます。高血圧、腎臓病、糖尿病、一部の血液病など、多くの全身性疾患は往々にして眼病変を起こします。眼底検査は暗室で行われるのが一般的です。

  

  骨密度測定

  宇宙飛行士が軌道上で一定期間生活すると、「骨量減少」と呼ばれる宇宙病理現象が発生します。無重力状態下で生活すればするほど、宇宙飛行士の骨密度も徐々に低下していきます。総合的な対策を行わなければ、極端な場合は骨粗しょう症になる可能性もあります。「骨量減少」に対応することは、宇宙ステーションの建設期間に宇宙飛行士と地上の科学者・技術者が対応しなければならない重要な課題となっています。

  宇宙でも筋トレ

  無重力による影響に対応するため、宇宙飛行士は毎日トレーニングを行う必要があります。最近は仕事が少なくなり、3人の宇宙飛行士の運動時間が増えました。宇宙飛行士の劉伯明さんは宇宙でのランニングマシンの使用にすっかり慣れるようになり、無重力状態でも元気に力強く歩いています。聶海勝さんもフィットネスバイクを使い始めたということです。(雲、坂下)