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外部の妨害を排除し、共に南海の安定を守る=王外交部長

2021年 8月 3日21:00 提供:中国国際放送局

  

  王毅国務委員兼外交部長は3日、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)「10+1」外相会合に出席し、中国が引き続き「南海における関係各国の行動宣言」の約束を履行し、当事国が直接協議を通じて係争の平和的な解決を図ることを堅持するとした上で、矛盾の激化や食い違いの拡大を招きかねない一方的な行動を取ることなく、海洋分野の実務協力を深めていく考えを示しました。

  王外交部長によりますと、中国とASEANは感染症のハードルを乗り越えて、重慶で「南海における関係各国の行動宣言」を実行するための高級事務レベル会合を開き、「南海行動準則」を巡る協議再開で合意しました。その後、オンライン会議や合同作業チーム会議を立て続けに行うなど、「宣言」を全面的に実行し、「準則」を巡る協議を加速させ、南海の平和と安定を維持するという断固たる決意を示してきました。また、今回の会議では「準則」内容に対する2回目の確認作業がオンライン形式で進められていて、既に「前書き」の部分でほぼ一致しているということです。そのうえで、王外交部長は「協議による共通の政治的意思を堅持していければ、我々の歩みは感染症の影響や外部勢力による妨害で阻まれることはない」と指摘しました。(洋、CK)