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【CRI時評】中国周辺で「対中包囲網」形成、米国の恥ずべき哀れなたくらみ

2021年 8月 2日10:26 提供:中国国際放送局

  

  米高官による中国および中国周辺への「グループ訪問」がこのほど終了した。シャーマン国務副長官が日本、韓国、モンゴル、中国を訪問し、ブリンケン国務長官がインドを訪れ、オースティン国防長官が東南アジア3カ国を歴訪した。米国の複数の高官は太平洋を渡って中国の家の前で「離間の計」を仕掛け、「インド太平洋戦略」を強引に推し進め、「対中包囲網」を形成しようとしている。そのようなたくらみは誰の目にも明らかだ。

  米国が、中国周辺の大国であるインドと日本だけでなく、相対的に中間的立場をとる東南アジア諸国に対しても、軍事的・政治的資源の投入を増やしていることが分かる。東南アジアの国々は、米国が中国周辺で大々的に勢いや流れを作ろうとしている理由をよく理解しており、それに興味を示していない。

  中国とその周辺国との関係は目下、概ね良好であり、「平和を求め、発展を図る」ことが地域の国々の共通の要望だ。中国は、東南アジア諸国連合(ASEAN)が提唱した世界最大級の貿易協定の一つである、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の批准で先頭に立ち、ASEAN諸国への新型コロナウイルスワクチン提供で最善を尽くし、東南アジア諸国による地域のワクチン生産・分配センターの構築を支持している。「遠くの親戚より近くの他人」ということわざにもあるように、中国は米国よりもはるかに周辺国が何を考えているのか、何を求めているのかをよく理解している。中国と周辺国を仲たがいさせようとする米国のたくらみが奏功することはないだろう。

  米国の政策決定者は、中国の関心事と主張を真剣に検討し、その極めて誤った対中認識と極めて危険な対中政策を変えるべきであり、中国を「仮想敵」にすることを二度としてはならず、協力に言及する裏で対抗するようなことをしてはならず、全世界での「対中包囲網」形成を放棄すべきだ。健全で安定した中米関係は、双方の利益に合致するだけでなく、国際社会の共通の期待でもあることを、知っておく必要がある。(CRI論説員)