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青海チベット高原をゆく⑫-チベット高原を走る高速列車に乗ってみた!

2021年 7月 31日15:31 提供:中国国際放送局

  先月、チベット自治区のラサと林芝(ニンティ)を結ぶ鉄道が開通しました。これにより、ラサからニンティまでの所要時間は3時間29分になります。今日は標高3700メートルのラサ駅を訪れ、ラサ-ニンティ間を走る「復興号」D8981便に乗車します!

  この鉄道はラサを起点に午前8時20分に出発し、終点のニンティへは11時49分に到着します。全長は435.48キロメートル、設計時速は160キロで、沿線には九つの駅が設けられ、運賃は129元(約2000円)です。

  この路線ができる前はラサからニンティまで行くには車で7時間かかっていましたが、今では所要時間は半分にまで短縮されました。スピードは出ていますが、車内は安定していて快適です。座席周りも整備され、シートは角度が調整可能で、足を伸ばしてゆっくり休めます。また、携帯電話の充電口もあります。

  ラサからニンティまでの区間は標高がかなり高いところを走るため、皆さんの心配に高山病があると思います。でも、ご安心ください!実はこの列車に乗っている間は、ずっと無料で酸素吸引が利用できます。

  この高速鉄道が開通したことで、チベットからの交通網は31の省・区・市すべてにつながりました。これは歴史的に見てもすごいことです。さらに高原地帯における鉄道建設の歴史にとっても、非常に価値のあることです。