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輸入博 拡大しつづける効果、出展企業に大きな利益

2021年 7月 29日16:23 提供:中国国際放送局

  11月5日に開かれる予定の第4回中国国際輸入博覧会まで、7月27日時点で残り100日になりました。同時点までに26社が、さらにその次の第5回中国国際輸入博への出展契約を結びました。同博覧会は初回開催以降のこれまで3年間で、創出効果が拡大しつづけ、出展企業には大きな利益がもたらされました。

  第5回輸入博への出展を決めた資生堂中国の長谷直子経営戦略本部長は、同博覧会について「初回開催以来、もたらされた効果が増えつつあることを実感しており、投入を拡大していく考えを固めた」と話しています。

  

  上海市は輸入博の出展商品の中国市場への進出を支援するために、累計56の「6日+365日」と名づけられた取引サービスプラットフォームを構築しました。展示商品は18万種類近くに上り、輸入額が累計で1464億7000万元(約2兆5000億円)に達しました。上海市内の南京路に作られた全国初の輸入博マーケットでは、40の国と地域からの5000種以上の、輸入博で紹介された商品や国別の特色ある商品が展示されています。今年4月の開業以来、このマーケットはすでに市民や観光客が輸入博商品や海外文化を体験する人気スポットにもなりました。

  輸入博マーケットの国別スペースでは、2カ月間の売上高が中国国内の全ての小売ルートを通じての年間売上高を上回ったケースも多いということです。(閣、鈴木)