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上海浦東空港 心肺停止の乗客を救助

2021年 7月 29日13:32 提供:中国国際放送局

  上海浦東空港で27日午後8時20分ごろ、同空港に到着した乗客の1人が搭乗口付近で突然倒れ、心肺停止状態となりました。空港の医療スタッフ3人が直ちに駆けつけ、さまざまな救急措置をとった結果、15分後に心肺が蘇生しました。現在、この乗客は命に別状はないということです。

  

  乗客の手当てをする医療スタッフ

  医療スタッフは、乗客が倒れたとの連絡を受けてから3分後に救急箱を持って駆けつけました。乗客は意識を失い、呼吸や頸部の脈動がなく、血圧を測定できない状態でした。医療スタッフが直ちに救助を実施し、胸骨圧迫、人工呼吸、薬物などの応急手当てを15分間続けた結果、午後8時40分ごろに乗客は正常な心臓の鼓動と自発呼吸に回復し、意識も戻りました。乗客はその後、近くの病院に運ばれ、手当てを受けました。

  乗客は心臓に持病があり手術を受けたこともあります。飛行中に具合が悪くなり、到着後に倒れたということです。(閣、柳川)