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王毅外交部長、米国務副長官と会談

2021年 7月 27日17:01 提供:中国国際放送局

  中国の王毅国務委員兼外交部長は26日午後、天津市でシャーマン米国務副長官と会談しました。

  王外交部長は、「目下、中米関係は厳しい困難と課題に直面している。次の段階が衝突と対抗に向かうのか、それとも関係が改善され発展に向かうのか、米国は真剣に考え、正しい選択をすることが必要である。シャーマン国務副長官の今回の中国訪問は中米対話の重要な一部分であり、双方は絶え間ない対話を通じて理解を深め、誤解を解き、誤った判断を防ぎ、食い違いを管理すべきだ」と述べました。

  王外交部長はまた、「米新政権が全体的に前政権の極端で誤った対中国政策を踏襲し、中国の我慢の限界に挑み、中国に対する封じ込めと抑圧を拡大することに、中国は断固反対する」と述べました。

  王外交部長は、「中国の発展振興は巨大なパワーを秘めており、歴史の変化の必然的な流れであることを米国側にはっきりと伝えなければならない。中国の特色ある社会主義は中国の実情と需要に合致している。中華民族の偉大な復興は既に逆転できない歴史的なプロセスに入っており、いかなる勢力、いかなる国も阻むことはできない。中国は引き続き平和発展の道を歩み、互恵ウィンウィンの開放的な戦略を貫き、国が強くなれば必ず覇権を求めるという古い道を歩むことは決してない。中国は米国を含む世界各国とともに共同の発展と繁栄を実現させることを望む。中国の発展の目的はすべての中国人民の幸福を図ることである。イデオロギーや発展モデルを輸出することはない。それは、各国が自国の実情に即した発展の道を自主的に模索すべきだという基本的な立場があるからだ」と強調しました。

  一方で、シャーマン国務副長官は、「米中関係は世界で最も重要な二国間関係である。バイデン政権の発足以来、米中は幾度にも渡って対話を行っており、米国側は中国側と誠意ある対話を継続することを願っている。米中はともに大国として、食い違いがあっても、責任を持ってコミュニケーションを取り、議論を行うことができる。双方がともに行動し、両国関係の改善を促進することを期待している」と述べ、「米国は『一つの中国』の政策を堅持し、『台湾独立』を支持しない」と改めて強調しました。(殷、坂下)